おはようございます!代表の安田です。
スマホアプリ納付は、国税庁が指定する「国税スマートフォン決済専用サイト」を通じて、納付受託者であるGMOペイメントゲートウェイ株式会社が提供するサービスです。
このサイトでは以下の7つのキャッシュレス決済方法が利用可能です。
PayPay
d払い
au PAY
LINE Pay
メルペイ
Amazon Pay
楽天ペイ
基本的に国税の全税目で利用可能ですが、納付額が30万円を超える場合には制限があります。この場合、複数回に分けて納付することも可能ですが、ダイレクト納付やインターネットバンキングなど他の手段が推奨されています。
アクセス方法の変更点
現在、専用サイトへのアクセス方法は以下の3つが提供されています。
e-Taxで申告書等を送信後、メッセージボックスに格納される受信通知からのアクセス
確定申告書等作成コーナーで生成されるQRコード
国税庁ホームページの該当リンクからのアクセス
しかし、令和7年2月以降は、デジタル手続きの一元化を目的として、方法2と方法3が廃止されます。これにより、e-Tax経由のみがアクセス手段となります。また、QRコードの生成は令和7年1月6日をもって終了する予定です。
利用時の注意点
スマホアプリ納付には、以下の点に留意が必要です。
納付額制限: 30万円を超える税額には利用できません。
分割納付: 30万円を超える場合、分割納付が可能ですが、納付回数が多くなると手続きが煩雑になる可能性があります。
e-Taxの利用推奨: QRコード廃止後はe-Taxを利用してアクセスする必要があります。
今後の展望
スマホアプリ納付の普及は、納税手続きの簡略化と利便性向上に寄与しています。一方で、30万円超の納付に対応できない制限があるため、今後のアップデートや改善が期待されます。また、令和7年度からの新体制では、すべての手続きがデジタルで完結する環境が整備される予定であり、さらなる利用者増加が見込まれます。
会計事務所としては、この変更点を踏まえ、クライアントに適切な納税方法を案内するとともに、e-Tax利用を促進する体制を整えることが重要です。
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